ショコラ・クラシック・グアナラ meets.イボワール(2015.9.28焼成)
これまた実験です。
今回のテーマは、種類の違うチョコレートのマッチング。
これまで作ってきたのは、ビターなチョコレートが全力で迫ってくるような、
重たい重たいテリーヌ系ショコラ。
本来こういう類いのものは、薄くスライスして楽しむものなのですが、
世の中には私のようなハミダシモノも居ます。
私はそれがケンズカフェのガトーショコラであろうが何であろうが、
基本的に1本まるごと食べるタチです。
基本的に全く違和感なく最後まで美味しく食べるのですが、
やはり同じ味わい一辺倒では飽きてしまう可能性は否定出来ません。
故に、どうすれば1本まるごとでも終始満足して食べれるかを考えた時に、
中に何か仕掛けを作ったら面白いのでは?そう思ったのがそもそもの始まりでした。
が、この私が酸味というものを持ってくるはずもなく、
種類の違うチョコレートを忍ばせたら…と。
そこで、今回は予めヴァローナのホワイトチョコレート、イボワールでガナッシュを作り、
同じくヴァローナのビターチョコレート、グアナラの中に閉じ込めるというものに仕立ててみました。
【ガナッシュ・イボワール】
・チョコレート 150g
・牛乳 50ml
・バター 15g
【テリーヌ・グアナラ】
・チョコレート 100g
・卵 2個
・バター 80g
・グラニュー糖 40g
ガナッシュはバットに流して前日に冷やし固め、分量のうちの1/4を使いました。
そうして出来上がったものは、ハイチュウみたいなルックスですねw
ガナッシュを作る際に牛乳ではなく生クリームを使うことが多いのですが、
あえて牛乳で仕込んでいるのは、流動性を良くする為。
つまりは固まりきってしまうのを敢えて抑えたのです。
そうすることでよりテリーヌとの対比が表れるのでは?と…
食べてみると確かに個々で食べると違いがハッキリするのですが、
一緒に食べてみるとどうしてもビターチョコレートに負けてしまう。
そして、それほど食感に差が見えられない。
更に今回はガナッシュの乳化が若干甘かったようで、
食感にザラつきが出てしまいました。
ビターチョコレートとホワイトチョコレートでは
湯煎する時の温度だったり、作り方に少し違いがあります。
もっと慎重にやらなければならなかったのだな、と。
まだ、3本もつくれるだけのガナッシュがあるので
これは何かで消化しないと…
前回の記事はコチラです→http://www.sweets-sonobe.com/sweets/8992/
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スイーツそのべ

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