菓子の館 とね『幸せの輪 バームクーヘン』
明治43年に創業し、現在は4代目に引き継がれているコチラ、
初代は東京の塩瀬総本家で修行した後にコチラを開店。
更に、3代目はヨーロッパに渡って洋菓子を学び、
商品ラインナップに洋菓子が並んでいるのはその歴史があったから。
そんなラインナップにこのバウムクーヘンがあるのです。
『幸せの輪 バームクーヘン』
プレーンと宇治抹茶の2種類。
ドイツの伝統的な製法に基づいて焼き上げられているというだけあって、
ここ最近見かけるようなふわふわバウムには無い、クッキリとした層の焼き色と、
乳化剤に頼らない少し歪んだ不均一な感じが、
偽りの無さをしっかりと見せつけています。
して、いざ食べてみると
見た目よりはややソフトな食感で、やや粉っぽさがあります。
プレーンタイプは結構強めにカルダモンが効いていて
とてもいいアクセントになっています。
ここがドイツの本格的な製法たる所以でしょうか?
抹茶風味は若干弱いかも…
後味に仄かなレモンの風味を感じさせる小技こそありつつ…
どちらにも共通して感じたのが、
やはりバターではない油脂の後味はあんまり良くないということ。
しかして、
値段の割にボリュームもあって満足のいくバウムクーヘンでした。
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スイーツそのべ
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