堂島スウィーツ『魔法のロール』
あの、堂島スウィーツが地元のマルイファミリー志木で期間限定出店していて、
最終日ということもあって行ってきました。
何しろつい先日恵方ロールの記事を書いたばかりですし、
その張本人が近々にロールケーキの記事をアップしないのも矛盾していますので、ね。
ということで、この堂島スウィーツの
『魔法のロール』
このブランドが立ち上がった当初はネットやら様々な媒体で色々と叩かれていた記憶があります。
「堂島ロールのパクりやんっ!」って…
とりわけ俄な見識しかないお父さんが家族に買っていって、
全然違うジャン!と非難を浴びた、なんてことも決して無かったわけではないと思います。
確かに間違えやすい…
大多数の人はすぐに気付くとは思いますけどね。見た目も全然違うし。
こちらで販売されている看板商品がプリンとこの『魔法のロール』です。
元々はフレンチレストランのデザートで出していたクレームブリュレから始まったのだそうな…
レストランは閉店してしまいましたが、堂島プリンがしっかりと生命線となって、
現在のパティスリーが誕生しました。
さてもこのロールケーキ、
堂島ロールとは違ってクリームがたっぷりと巻き込まれているというわけではなく、
見た目は一般的なロールケーキのそれと殆ど変わらないと思います。
生地の色が少し濃いかなぁというくらい。
して食べてみると濃厚でも重たくはないシャンティイと、
ややモチッとした食感と、スッと溶けていく生地の滑らかさがとてもイイ感じです。
この口溶けが魔法たる所以。
と、ここまでは最近のロールケーキのあらゆる誉め言葉として
すっかり凡庸になってしまった賛辞だとは思いますが、
特徴的なのは、その後味!
何かしら引き摺る余韻を残します。
キャラメルのほろ苦さです。
ひと工夫がしっかりと成されているのです。
日本人の衆愚性というか何というか、
少しでも引っ掛かる部分があるとすぐに叩いたりネガティブな表現で追い込んだり、
立ち上がった当初の堂島スウィーツはまさにその矢面に立たされていたと想像します。
が、未だに堅実にブランドを保っているということがどういうことか?
1つには堂島ロールというブランド力が昔ほど無くなったということもあるでしょうが、
もう1つ、販売している商品に対しては批判が出来ないくらい、
勘違いして買ってしまった人も勿論そうではない人も、
この味わいに納得したということなのではないでしょうか?
ネトウヨをも取り込んだその味を是非ご賞味してみては?
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スイーツそのべ

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