VIRON『フレジエ』『ガトー・オ・ショコラ』
渋谷、丸の内各店舗で行われているモーニングビュッフェの人気、
そして代名詞とも云えるバゲット・レトロドールもさることながら、
ヴェノワズリが並ぶショーケースとは別枠に並ぶケーキもまた実に人気であり、魅力的です。
特にモンブランのあのインパクトは絶大ではありますし、
ミルフィーユのフォンダンも模様が印象的ですが、今回はこちらの2品。
『フレジエ』
紅白のコントラストとめりはりのきいたルックスの美。
ビスキュイダマンドに挟まれた苺とクリームムースリーヌ、
上面はマジパンの層で形成されています。
ムースリーヌはバターのコクがふんだんに感じられ、
滑らかな口溶けでありながらもずっしりとした重厚感。
キルシュも程良く効いていて大人な印象を受けます。
上下のビスキュイはアーモンド感タップリで
生地だけで存分に味覚を刺激してくれます。
『ガトー・オ・ショコラ』
粉糖がたっぷりと振り掛けられたやや小ぶりなカット。
そのカット面からも感じられるのは粉感の少なさ。
実際食べてみると、所謂ガトーショコラにあるココアっぽい感じではなく
口を蕩けていく感じは生チョコに近いものがあります。
フランス産の高級チョコレートを使用しているとのことで
苦みまではいかないまでもずっしりとしたカカオ感に包まれていました。
カフェでオーダーするとシャンティイ付きで提供されるのだそうな。
確かにシャンティイと相性が良さそう。
渋谷や丸の内界隈ではあのバゲットのカラフルな袋を鞄から突き出している人を
ここ数年でよく見かけるようになりました。
フランスでは当たり前の光景がここ日本でも目撃されるようになったのは
VIRONの存在が大きかったように思われます。
前回の記事はコチラです→http://www.sweets-sonobe.com/sweets/1388/
スイーツそのべ
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