バウムクーヘントルテ・マッチャ(2015.5.11焼成)
今回もトライアルしました。
抹茶のバウムクーヘントルテ、
『バウムクーヘントルテ・マッチャ』
ルセットはほんの僅か変更。
砂糖を20g減らしたのと、薄力粉を南部地粉に変更したのが大きいところ。
この南部地粉は、京都のズーセス・ヴェゲトゥスさんに影響されて、
予てより使ってみたかったものです。
・卵 2個
・バター 60g
・マジパン 40g
・砂糖 90g
・南部地粉(強力粉) 25g
・うき粉 35g
・抹茶粉末 8g
・生クリーム 25ml
・水 48ml
前回の反省点としては、焼き目の見極めが全く判別出来ず、
生地を焼きすぎてしまったことがまず1つ。
あとは、デコレーション用のホワイトチョコーレートをケチったこと。
後者は貧乏人故に許して欲しいところではあるものの、
前者は抹茶の緑色がそれほど損なわれない状態で取り出せば改善出来るかも…と。
今回砂糖を敢えて20g削ったのは、より抹茶の風味を際立たせたかったから。
その抹茶は一保堂茶舗の『縁の白』を使用。
お菓子作りに適しているとのこと。前回まで使っていたやつよりほんの僅かだけ高いw
で、今回も10層の壁はクリアしたわけですが、
やはり焼き上がりの見た目がとても悪い。
して、断面を見てみると…
層が無い…
どうやら焼き目の見極めを甘くし過ぎた様子…
これではもはやバウムクーヘンでもなんでも無いですね。
何となく生地のキメが粗いのは南部地粉のせいですが、
これが食べてみると実に面白くて、
見た目からは想像もつかないくらいに口溶けは良くて、
更に粉の味が美味しいのと、
粗く挽かれた粉のプチプチ感がしっかりと残っていて、ちょっとクリスピー!
生地の仕上がりだけだったら前回のものよりも美味しいのですが、
いかんせんこれはバウムクーヘントルテでは、もはや無い!
この生地でパウンドケーキを焼いたら、それは美味しいものが出来そうですが…
察するにやはり上火と下火の調整が上手くいってない様子。
もう少し早く上面に焼き色が付いて、なおかつ底面の温度を低くするか、
ある意味でここがバウムクーヘン職人の熟練技であり、慣れの真骨頂なんだろうなぁ…と。
場数を踏むしかないのかしら…
総合的に判断すると、今回は失敗です。
次また頑張ります!
が、自家製マジパンが在庫ゼロになりました。
作らねば!
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スイーツそのべ

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