バウムクーヘントルテ(2015.3.29焼成)
前回の反省点及び毒味していただいた方々の貴重な意見を参考にしながら、
再び挑戦したこのバウムクーヘントルテ。
今回はレシピもイジりました。
・バター 150g
・卵 2個
・上白糖 100g
・薄力粉 60g
・うき粉 50g
・自家製マジパン 25g
・洋酒 12ml
・バニラビーンズ 少々
・オールスパイス 少々
バターを多めにした代わりに卵を少なめに。
更にオールスパイスを加えてみました。
作り方は前回と同じですが、今回の一番の課題が、
「どれだけ生地を薄く流し、層を作れるか」
高温で焼き重ねていくので、
焦げてしまうことをついつい恐れて厚めに塗り広げてしまうのですが、
これをいかに度胸を以て極限まで薄く出来るか。
そこに意識を注いでオーブンと格闘すること2時間、
生地を全て流しきり焼き上がってきたソレは、持った感じかなり手応えがある。
が、切ってみないとわからないのが、
このバウムクーヘントルテの怖さであり、醍醐味でもある。
焼き上がりから2晩寝かせて遂にその瞬間が…
と、9層の生地が前回よりも明らかに薄く積み重なっていた!
ちなみに前回は5層。
バニラビーンズとオールスパイスの香りもしっかり漂っている。
これはもしかして…
成功しちゃったんじゃないの…?
で、食べてみると…
勿論ながらに前回殊に強かった卵感は薄れ、
バターの圧倒的な力強さ、そこにマジパンの香ばしさ。
美味いんですけど…
先日のバウムクーヘンオフで久々に対面したムッティスクーヘンのものと比較すると、
生地の均一性と口溶けの部分で圧倒的に負けている。
決してボソボソしているわけではないのだが、
あと1回でも面倒臭がらずに粉をふるっておけば良かった…
あとは、前回同様に洋酒がイマイチ弱い…
水分が多くなって分離するのを恐れて増量しなかったのだが、
次回はここも攻めていかなければならないか…
しかし、それ以外はほぼほぼ巧くいったのではなかろうか?
今回の大きな収穫は、生地はある程度薄くしても、
或いは下の層が若干透けてしまう部分があったとしても、しっかりと重なってくれるということ。
そして、粗熱がとれたタイミングというのが、どの程度なのかザックリと把握出来たこと。
これで滞りなく満足のいく生地が仕上がったら、
周りにマジパンの層を薄く塗り広げて、上からチョコレートコーティングを施せば
バウムクーヘントルテの完成となる。
取り敢えずあと1回挑戦してみようかっ!
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スイーツそのべ

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