ル・スフレ『ガトーバスク オ マロン』『エンガディネ』
広尾にあるスフレ専門店のル・スフレ。
卵白の膨張性を利用して、カップからはみ出んばかりにポッコリと膨らんだ姿、
冷めるとシュッとしぼんでしまうその儚さ…
そんな青春のような生地に穴を掘り、ソースを注ぎこむ魅惑のスイーツ。
そのスフレを引っ提げて一世を風靡したのが何年前だったか…?
その人気は広尾の本店だけにとどまらず、
自由が丘のスイーツフェレストでも何時間待ちという伝説を作ったお店。
いつの間にかスフレだけが何千歩も何万歩も先走りしてしまいましたが、
実はコチラの焼き菓子がメチャメチャ美味いことは案外知られていない。
そして、その焼き菓子の部分だけを取り揃えたお店が
東急百貨店渋谷本店にあることも知名度としては高くない。
あのスフレの繊細な生地を生み出した永井シェフが焼き上げるお菓子ですから、
それはもう食べる前から美味しいに違いないことは言うまでもなく…
『ガトーバスク オ マロン』
バスク地方に伝わる伝統の焼き菓子。
しっとりとしたクッキー生地に焼きカスタードを詰めたり、
或いはその中にチェリーを忍ばせたりするシンプルな焼き菓子です。
ル・スフレのガトーバスクは焼きカスタードにクレームダマンドを合わせているっぽいです。
アーモンドの強いコクが感じられます。
そして大粒の栗の渋皮煮がゴロン。
『エンガディネ』
スイスのエンガディン地方の伝統菓子。
サブレ生地にクルミとキャラメル、蜂蜜などをヌガー状にして挟んだもの。
こちらのエンガディネはくるみが少し生っぽい仕上がりです。
ローストしてあるとするなら少し浅煎りなのかも知れません。
生地の仕上がりは自分好み。
なるほど、生地の技術というものは色々なお菓子作りに振り分けが利くもんだ、と。
こちらの焼き菓子はスフレと同じく、とてもシンプルな素材、
そして無添加にこだわって作られています。
あのフォトジェニックなスフレも勿論良いのですが、
焼き菓子も是非一度味わってみていただきたいと思います。
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スイーツそのべ

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