パティスリー パリセヴェイユ『バガテル』『ポワール キャラメル』
パリセヴェイユ、バレンタイン時期ということで、
タブレットやボンボンなど数多く並んでいましたが、
ケーキのショーケースは妥協の無い普遍的なスタイル。
『バガテル』
着色と模様が施されたマジパンのプレートの下は、
ジェノワーズに挟まれたクレームムースリーヌと苺。
古典フランス菓子然とした懐古的フレジェ。
いや、実際は全然想像の範疇を超えていました。
ジェノワーズの味でここまで感動したのは初めて。
食感に驚かされるジェノワーズというものは過去に幾つかあったけれども…
そして、予想以上に洋酒がたっぷりと染み込んでいたのも驚きの1つ。
この構成はどこのパティスリーにおいてもそれほど大きな違いは無いのですが、
それでも一歩上をいく美味しさを感じられるのは、
やはりそれぞれのパーツの完成度の高さ、素材の良さ、
パリセヴェイユらしさが滲み出ているからだと思います。
『ポワール キャラメル』
底辺に薄くジェノワーズを忍ばせ、
バヴァロワーズポワールとムースカラメル。
艶やかなカラメル風味のジュレが全体を覆っています。
一見すると作り込みが少なそうですが、
そこはやはりパリセヴェイユ。
複雑とはいかないまでも無駄の無い洗練された構成を以て、
ハッキリとした主張を輝かせています。
ジュレの鮮烈な果実感。
サッパリとしているのにどこか力強い。
改めて随一のレベルの高さを見せつけられたような気がしました。
グラサージュに写り込んでいますw
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スイーツそのべ

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