メゾン・ド・プティ・フール『ヴァッシュ』『和栗のモンブラン』
オーボンヴュータン、渡仏、焼き菓子販売、そして現在…
その時々の礎をしっかりと刻みながら、その存在感を今もなおはっきりと
更なる進化への道を歩み続けている西野シェフの店、メゾン・ド・プティ・フール。
培ってきた焼き菓子の技術を遺憾なく発揮し、
毎年この時期にはガレット・デ・ロワで賑わっていますが、
生菓子のレベルの高さや評判も確固たるものとしています。
『ヴァッシュ』
こちらは西野シェフのスペシャリテともいうべき一品。
アプローチの違うチーズを上下に配したチーズケーキです。
上部はフロマージュブランのムースで繊細な印象。
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滑らかで優しい口当たりからは仄かに爽やかな酸味。
下段のチーズはタルトの器の中に詰め込まれています。
たっぷりなみなみと注がれたクリームチーズは濃厚で
しっかりと焼きこまれたタルトが力強く支えています。
こちらはチーズ特有の塩気があり、全てのパーツを一緒に食べることで
ケーキの甘さとアクセントの塩気、爽やかに香る酸味がちょうどよく共存します。
『和栗のモンブラン』
メレンゲの上にシャンティイとマロンクリームがもりもり。
シンプルな構成であるからこそ素材の良さがハッキリと伝わってきます。
なお、和栗のモンブランは今回で最終ロットだそうで、新栗の季節まであおずけだそうな。
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スイーツそのべ
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