パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ『ルリジューズ・テ・アングレ』
今日は江戸川橋に用事があったので、
そのついでに久々に行ってきました!
パティスリー サロン・ドゥ ・テ アミティエ。
いぜんから何度もお世話になっている、
とてもサービスの行きとどいた素晴らしいお店です。
『ルリジューズ・テ・アングレ』
アミティエのケーキは季節だったり何だったりで
ショーケースのうつりかわりがかなり激しいので、
好きだったケーキが次に行ってみると無かったりして一瞬グヌッと思うのですが、
その代わりに登場したケーキがまた美味しいのです。
こちらはマリアージュ・フレールの紅茶を使ったルリジューズ。
私はこのルリジューズとサントノーレのフォルムに凄く弱く、
ついつい選んでしまうのです。
こちら、やはりイイ紅茶を遣っているので非常に香ばしく美味しい!
それにしても本当に可愛いフォルムw
そして、今日江戸川橋に行った目的は、
7回目を迎える「本物のチョコレート作り体験」というイベント。
これまたいつもお世話になっているsuido cafeにて開催。
このプロジェクト、主催しているのは上智大学の学生。
若いのに素晴らしい!
世界各国で販売されている殆どのチョコレートとは違い、
カカオ豆と砂糖のみでチョコレートをつくろうというもの。
別に健康志向とかロッテにケンカを売るとかを目的としているわけではなく、
純粋に本来の味を知ってみようというのが1つと、
この体験を通してチョコレートやその原産国の現状を知ろうというのが1つ。
世界のカカオ豆の殆どの原産国はアフリカ大陸であり、
圧倒的なのはコートジボワール。
次いでガーナ、インドネシアだそうです。
これらの殆どはヨーロッパに輸出されるわけですが、
この事業は全て国営の事業の一環となるので、
国がカカオ豆農家から加工したカカオ豆を安価に買い取っているというのが現状。
しかもその額は一定額なので、
頑張っている農家もそうでない農家も生産量が同じであれば
クオリティに関係なく定額が支払われるという仕組みなんだそうです。
それはつまりクオリティの低下を引き起こしてしまう可能性があるということ。
また、収入も低いので農家の子供の何人かは学校に通うことも出来ず、
このプロジェクトの現責任者である野呂さんも実際ガーナでその現状を知り、
たまたまそこで知り合った子供も高校への進学が危ぶまれていたんだそうな…
その時、今年のバレンタインの時に、
その子の親が経営しているカカオ農園の豆を使ったチョコレートを
小田急百貨店の催事で売り出したんだそうな。
そしてその売り上げの全てを進学の資金に充てたという…
素晴らしい取り組みじゃないか!!
野呂さんはまだ大学3年生!
なんて立派な若者!
そんなガーナのカカオ豆を焙煎し、皮を剥き、砂糖と混ぜ合わせ、
型に入れて冷やすと「本物のチョコレート」の完成です。
冷やしてる間に産地別チョコレートの食べ比べもしました。
フィジー、ベトナム、シエラレオネの3つの原産国のチョコレート。
カカオ豆と砂糖の分量は同じなのに味が全く違う!
フィジーはなんだかとても馴染みやすいチョコレート、
シエラレオネはナッツのようなコクがある深い味わい、
ベトナムは中では一番強い酸味を感じました。
恐らく製菓に使うならシエラレオネが最適だなぁ、と。
あくまで個人的な感想ですが…
その後冷やしたガーナのチョコレートを食べたのですが、
なんだかんだでそれが一番安心して食べれたし美味しかったかなw
今日は色々体験出来て良かった!
今後の糧にしたい!
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スイーツそのべ

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