バウムクーヘントルテ(2015.4.26焼成)
もう何度目か既に失念しましたし、
これを見ていただいている方々もコイツまたかよ…と
途方に暮れていることでしょうが、
バウムクーヘントルテの記事です。
今回は思いきってルセットをいじりました。
・卵 2個
・バター 100g
・砂糖 100g
・薄力粉 80g
・生クリーム 50ml
・うき粉 30g
・マジパン 25g
・ブランデー 12ml
・バニラビーンズ 少々
まず、スパイス系をやめました。
これは良くも悪くも他の素材の味を消してしまう可能性があるからです。
パンチは生まれるのですけれど…
次に、バターの1/3を生クリームに変えました。
これは味の均衡をはかる為。
そして、うき粉の量を減らし、その分薄力粉に転用しました。
これは生地をよりどっしりとさせたかったからです。
基本的にハードなバウムクーヘンが好きなので。
ただ、全量薄力粉にするとボソボソする可能性があるので、
うき粉も継続しています。
前回と同様に生地を一層一層焼き重ねていく度に
洋酒のシロップを塗る手法にしたのですが、
そのシロップも少し洋酒の比率を高め、更に生地自体にも洋酒を加えました。
今回も焼き上がりの形が歪だったので、チョコ掛けしました。
最もテンションが上がったのは、
ついに目標にしていた10層の生地を流せたことです。
臆すること無かれ…ということです。
さて、いざ食べてみると…
これまでとは明らかに異なるモノに変化しました。
まず、突出していたバターの風味は弱くなり味の調和が取れました。
うき粉が減った分生地がずっしりとし、口溶けはやや悪くなりましたが、
クラシカルな食感が生まれました。
その口溶けの部分の補強になればと思って入れた生クリームは
今回はそれほど仕事をしていなかったかも知れません…
そして、やはりスパイスが無くなったことで味がストレートになり、
バニラビーンズが後味に微かな余韻を生み出してくれています。
チョコレートはガナッシュではなく、
テンパリングしただけのチョコレートの方がもしかしたらいいかも知れません。
或いは形さえうまくいけば必要無いかもですね。
あとは…洋酒か…
もっと強くてもいいのかぁ…
かなり理想に近づきましたが、
あと1歩!あと1歩!
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スイーツそのべ

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