フランス菓子 ラ カンドゥール『マジストラル』『オペラ』
京王線仙川に8月オープンしたフランス菓子 ラ カンドゥール。
駅前の喧騒から少し離れた、有名パン屋AOSANと同じ通り沿いにあります。
ロオジェやたまプラーザのデフェール(現在閉業)、
渡仏経験もある安藤康範シェフのお店です。
店舗に入ると正面にケーキのショーケース、
左手に焼き菓子の類いと更に現在準備中のサロンスペースがあります。
『マジストラル』
ヴァローナのカカオ分70%グアナラを使用した、
濃厚ビターなチョコレートケーキ。
鋭く突き刺さったプレートショコラのスパイラルが、
何よりも目を惹くセンシティブなフォルムです。
そのショコラのエッジを受け止めるクレームショコラ、
コーティングされた本体は、ビスキュイとムース。
ストレートなカカオの風味をサラリと口いっぱいに広げつつ、
フィヤンティーヌのザクザクとしたアクセントを残しては、
スゥッと消えゆく儚さ。
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『オペラ』
安藤シェフが渡仏していた際、ダロワイヨのオペラに衝撃を受け、
その味わいを追い求めて辿り着いたのが、
このラ カンドゥールのショーケースに並ぶオペラ。
コーヒー風味のバタークリーム、アンビベされたビスキュイ、
そして、コーヒーとコニャックの風味を孕んだガナッシュ。
それらを多重構造で積み重ねたザ・オペラ。
正統派、伝統的王道の味がしました。
この日ショーケースに並んでいたプチガトーは14種類。
立ち上がったばかりのパティスリーとしては、
充分なラインナップを以て堂々たる店構えを成立させています。
これから大注目のパティスリーが誕生しました。
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スイーツそのべ
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