バウム尾山台のバウムクーヘン
今年9月5日、尾山台の駅前に誕生したバウムクーヘンの専門店、バウム尾山台。
吉祥寺にオープンしたバウム吉祥寺の親会社が
「ぐるぐるぐるぐるグルコサミ~ン」でお馴染みの世田谷自然食品なので、
コチラもその関連かなぁと思っていたのですが、全く違うようです。
バックに大きな経営母体があるというわけではない様子。
北海道江別市の応援により、良質な素材をふんだんに使用しているとのことでした。
北海道と云えば、小麦、卵、乳製品とバウムクーヘンに関わる
あらゆる物を育む豊かな産地ですので、非常に大きな強みだと思います。
さらに出来るだけ食品添加物を使用しないという信条のもと、
ベーキングパウダーもアルミニウムフリーで、更に安心です。
して、こちらのバウムクーヘン、ソフトタイプとハードタイプという主流の2本柱とは別に、
ブランデー、レモンチェロを使用した2種類のバウムクーヘンも定番商品に揃えています。
今回はそれら4種類を購入してみました。
『プレーンバウム』
ノーマルなソフトタイプのバウムクーヘンです。
バウム尾山台の信条に基づいているとすれば、
厳然された小麦粉、卵などの味わいをシンプルに味わえるタイプ。
確かに素朴ではあるけれど、チープな味はしない感じです。
そして、所謂ハードタイプの
『ピレネー』
バターリッチな生地にサックリとした食感。
香ばしい薫りと粉の旨みを実感出来る味わいです。
そして、2種類のアルコールタイプのバウム、
『レモンチェロバウム』
レモンチェロはレモンゼストをアルコールに浸けて作ったイタリアのお酒です。
故に酸味というものはまるで無く、苦味を強く感じるバウムクーヘン。
一見すると相性悪そうとも思えてしまうのですが、
実はレモンチェロには、クレーマ・デ・レモンチェロと呼ばれる、
生クリームなどの乳成分を加えたレモンチェロもあるのです。
つまり元より相性が良い組み合わせとも言えます。
『ブランデーバウム』
こちらはもうその名前の通り、強いアルコールが充満しています。
ブランデーケーキのように思わず酔ってしまいそうになる
大人の味わいのバウムクーヘンです。
この2種類のバウムクーヘンに共通しているのが
持った時の水分量の多さとしっとり具合。
そして、3種類のソフトタイプのバウムクーヘンに共通しているのが、
植物油によって油脂分が形成されていること。
ただ、バターミルクパウダーの働きによって強い乳風味を演出しています。
近日中にカルヴァドスを使ったバウムクーヘンも登場するとのこと。
これもまた違ったアルコールの趣が楽しめそうです。
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スイーツそのべ

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