アングランパ『モンブラン 四万十』『ル デュック』
さいたま新都心の名店、アングランパからも秋を告げるケーキが続々と…
今回は2品だけテイクアウトしてきました。
『モンブラン 四万十』
季節限定の和栗を使ったモンブランです。
名前からも分かるように四万十和栗が使用されています。
高知県四万十の栗は粒が大きく、しかして決して大味なわけではなく、
その糖度の高さでも定評のある一級品の和栗です。
細めに搾りだされたマロンクリームの黄土色は、まさしく和栗たる色彩。
全体が覆われているので中身は食べてみないと分かりません。
最初にフォークを上から押し付けると、早速何かに当たって、
フォークが下まで進んでくれませんでした。
一粒栗でも入っているのかしらと思ってみると、
それは小さめのサブレでした。
サックリとしたサブレの下にはマロングラッセ、
中央にはマロンペースト、それらを覆うシャンティイ、土台はサブレ。
メレンゲ土台のモンブランとは違っていてサブレの食感がしっかりしているので
見た目よりもボリュームがあるように感じられました。
『ル デュック』
名前からは想像出来ませんでしたが、こちらも秋の訪れを告げるケーキ。
して、このケーキはフィユタージュを携えたサントノレです。
このフィユタージュは焦げるギリギリまでしっかりと焼かれていて、
その香ばしさやザクザクとした食感は秀逸です。
フォンダンのかかったシューにはバニラビーンスの効いたパティシエール。
もりもりと豪勢なマロンクリーム、そしてその中層にはカシスのジュレ。
土台のパイ生地もこれまた驚くくらいにしっかりと焼かれたもので、
これらのパーツを支えるに頼もしい仕上がりです。
オーボンヴュータンの系譜の店としてその実力は言わずもがななわけですが、
他のお店と違うのは、ケーキが比較的大き目に作られていること。
オーボン系は、美味しいけれど少し小さい、ということが頻繁にあるので
これはとても嬉しいことです。
前回の記事はコチラ→http://www.sweets-sonobe.com/sweets/6046/
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スイーツそのべ

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